はるかの日記

統合失調症の闘病日記。病気だけど明るく生きていく方法を模索中!

精神障害者として社会に望むこと

精神障害者という響きに時々胸が締め付けられるような苦しさを覚えることがあります。私にまだ普通でいたいという思いがあるからでしょう。今日は精神障害者として社会に望むことについて少し考えてみます。

恥ずかしながら、精神障害者という存在を精神障害者になって初めて知りました。精神障害者というと以前の私は、たまに街なかで見る叫んでいる人、大声で独り言を話している人、鬱で感情がない人などを想像したりしていました。それも事実なのかもしれませんが、今は人知れず苦労してきた人なんだなと思うようになりました。実際、精神障害者の方の中には普通の人と変わらないように見える人もいて、私のイメージとは真逆でした。「精神障害者だからといって頭がおかしい訳じゃない。薬を飲んでいれば普通の人と変わらないこともある。」ということを多くの人に知って欲しいです。

でも、全く普通の人と同じかというと、そうではなくて、特別な配慮が必要な時もあるので、一概に普通の人とは変わらないとも言えないかな、と思います。
これからの社会に望むことは、偏見はなくなってほしいということと、少し配慮してくれるとありがたいということです。ただ精神障害者側も配慮してもらうのだから、自分が精神障害者だと自覚してどんな配慮をして欲しいか的確に伝えられるようになることが大事だと思います。精神障害者だと自覚するからと言って精神障害を恥じる必要は全く無いです。

きっと世の中はいい方向へと変わっていくと思うから、いつか周りの人に精神障害者だと公表できたらだいぶ生活しやすくなるかもしれないと期待しています。