はるかの日記

統合失調症の闘病日記。病気だけど明るく生きていく方法を模索中!

声との闘いと優しい友達

今日朝起きると、頭の中で声が聞こえてきました。友達のところへ遊びに行く予定だったのですが、その声のせいですぐには起きられませんでした。

その声が言うには...

「お前は浮気しているから、彼氏のために彼氏と別れなさい」
「彼氏は試験に落ちる」
「これから会う友達のところへ行っては行けない、迷惑だ」
「ブス」
「死ね」
「電車が来たら飛び込め」

などネガティブなことばかりで、参ってしまいました。

私は浮気なんかしていません。
彼氏も今まで頑張ってきたので試験に落ちることもありません。
友達も迷惑だなんて思うはずがありません。

今なら、上のように考えられるのですが、声が聞こえてきた時はまともに考えられず、「私は彼氏と別れたほうがいいんだ。別れよう。」と決意するまでに至りました。

落ち込んで、落ち込んで、ふと携帯を見ると、「経過どう?」と友達からLINEがきていました。

私は正直に落ち込んでいることを話し、落ち込んではいるけど動けたので、友達のところに行くことにしました。

道中ずっと聞えてくる声に、対抗するも、今日は完敗でした。
電車の中で涙が少しでてしまったけれど、なんとかがんばって堪えました。


友達の家について、まず2時間半も遅れてしまったことを謝りました。わたしは調子が悪くてドタキャンしたり、何時間も遅れることが何度もあったりしたので、さすがに友達も飽きれているだろうな、ととても申し訳ない気持ちでいました。

しかし、友達は「さ、テレビ見よ〜」とそのことには一切触れずにいてくれました。
きっと怒りたい気持ちを抑えて、何もないように振る舞ってくれたのだろうと思うと、その優しさに涙が出そうでした。


その友達には、私が精神疾患があることを言ってありますが、統合失調症であるとは言っていません。
何も言わなくてもわかってくれるので、とてもありがたいです。
私が病気だからといって、頻繁に「大丈夫?」と聞いてくることはなく、普通に友達として接してくれてるので、嬉しいです。でも、ちょっと歩くと疲れるというと、一緒にゆっくり歩いてくれます。


友達と過しているうちに、声は聞こえなくなっていました。ワーキャー言ってるうちに明るい気持ちにもなれたので、結果友達に助けられました。


友達が私と友達でいてくれることに、とっても感謝です。