はるかの日記

統合失調症の闘病日記。病気だけど明るく生きていく方法を模索中!

彼氏のこと

今日は私の自慢の彼氏について書こうと思います。

 

彼と出会ったのは私が大学2年生の秋。私のバイトしている飲食店で、お客さんとして彼が来てくれました。私のことを知っていてくれた彼は、「いい笑顔をするね!」と言ってくれ、私はその言葉にドキドキしていました。ラインをして話が弾み、3度目のデートで告白されました。(私はデートだと思ってなかったんです。(笑))しかし、私はその時好きな人がいるという理由で、断りました。しかし、帰り道彼ともう会えなくなる、話せなくなると思うと涙が出てきたんです。その涙を見て、彼はもう一度私にアタックすることを決意してくれました。今考えると、振っておいて泣くなんて、よくわからない女だな〜と思います。その時々の感情で生きていたので、わっと泣いてしまいました。

その後、何度もデートをするうちに彼の人間性に惹かれ、彼の部屋で私から告白しました。彼は優しくて、冷静で、変なギャグを言って私を笑わせてくれて、とにかく一緒にいて落ち着きました。その時から私が一番素でいられるのは彼の前でした。彼はもう一度私に告白すると言って「笑顔の可愛いあなたが好きです。」と言ってくれました。

 

その後、私が統合失調症になったときもずっとそばで支えてくれ、私が実家に戻り遠距離恋愛していたときも毎日忙しいのに電話をくれました。彼と電話するひとときが私の希望であり、救いでした。彼はくだらないことを言っていつも私を笑わせてくれて、毎日とても幸せでした。時には意地を張り合って喧嘩もしましたが、それも全部いい思い出です。思い返すと、頑固な彼が何度も折れてくれたんだなあと思うと愛おしくなります。(笑)

 

彼が大学を卒業し、就職することが決まり、「一緒に住もう。」と言ってくれたので、嬉しくて飛び上がった私は1つ返事で同棲をスタートさせました。

 

そこから、彼の忙しい仕事が始まりました。実は、彼は人の命を救う仕事をしているのですが、責任やプレッシャー、ミスできないという不安を抱えながら、彼は一生懸命日々の仕事に取り組んでいました。私は彼の話を聞くことしかできないのですが、彼は人の気持ちに寄り添い、痛みや苦しみを抱えている人達に希望を与える存在だということが、彼の話からいつも伝わってきます。彼の人柄がいいから、人々から慕われているんだと思います。人の命を守る彼は、まさにヒーローです。かっこいいその後ろ姿は私にとって誇りであり、頼もしく感じていました。

彼は一度だけ弱音を吐いたことがあるのですが、いろんなものを抱えて生きている彼のストレスは半端ではないと、私は悟りました。と、同時に彼を抱きしめることしかできない私の無力さを感じたのを覚えています。いつもどんなに疲れていても「疲れたよ〜」と明るく言っておちゃらけてくれる彼のことを思うと涙が止まりませんでした。私の病気を支えてくれた彼を今度は私が支えようと決意したのはこのときでした。

 

しかし、彼とはもう一緒に住むことができなくなってしまいました。原因は私の病気です。私が1ヶ月間調子が悪かったこともあり、これ以上は将来のことも考えると一緒にいれないねと話し合いました。彼は将来自分のせいで私の病気を悪くさせてしまうのではないかと思ったようでした。そんなことないよ、気にしないよと言っても彼は頑固なので譲りません。(笑)「愛だけじゃ一緒にいられない。」と彼が言っていましたが、私に足りなかったものは克己心だったと思います。病気で辛くても彼のために明るく振る舞うこと。それができれば、彼の考えも変わったかな〜と後悔の念が募るばかりです。

 

彼には絶対幸せになってほしいと思っています。病気ではない健康な女性と付き合って、心身ともに癒やされる生活を送ってほしいです。奥さんと可愛い子供とドライブに行ったり、ご飯を食べたり、そういう当たり前の幸せを手に入れてほしいと思います。未来の彼は、きっともっとかっこよくなって、成長してると思います。その時が今から楽しみで仕方ありません。いつかお互いおじいちゃんおばあちゃんになって再会したとき、今のことを思い出して大笑いできたら幸せだなと思います。

 

彼が幸せ多き人生を歩めますように。

彼が過労で倒れませんように。

彼が素敵な女性から愛されますように。

彼が子宝に恵まれますように。

 

彼の家族も、いつまでも幸せでいれますように。

 

ただただ、祈るばかりです。私の祈りはいつも強力なパワーを発揮するので、必ず叶うことでしょう。

 

最後に...彼を愛せて幸せな3年7ヶ月でした。私を目一杯愛してくれてありがとう。感謝しても感謝しきれません。