地元に戻ってきてから、たくさんの人が前に進めとアドバイスをくれました。過去を忘れるためには今を生き、未来を作るのが一番という言葉は私を突き動かし、色々なことに挑戦するきっかけとなりました。
けれども、どんなに調子が良くてもまたすぐ病状が悪くなるかもしれないと考えると、なんだかやるせなくなり、悲しくなり、弱気になってしまいます。実際、さっきまで自分の可能性を全否定する幻聴が聞こえていたのですが、おそらく私がそういうことを考えているから幻聴として否定する声が聞こえるのだと思います。
こういう「あなたにはできない」系の幻聴を気にしなくするためには成功体験を積み重ねて、「私だってできたじゃん！」と可能性を広げていくことが自信をつけ幻聴を気にしなくなる一歩となると思います。幻聴はいつか収まるのですから、ひどい場合は頓服を飲み、我慢できる場合はできるだけ無になるようにします。そして、幻聴が無いときに無理せずあくまでも自分のためにやりたいことに挑戦してみます。自分の可能性を幻聴や他人に否定されたとしても、自分では限界を決めないほうが楽しいです。
でも、どうしても自分の力ではどうにもならないことってありますよね。私の場合は、統合失調症であることや、今すぐ車の免許を取得できないこと、などなど。そういうことについては、とりあえず考えません！（笑）考えたって解決策はないですし、努力でどうにかやるものでもないですからね。一度考えてしまうと、悲しい時間だけが過ぎてしまいます。悲観しても事実は変わらないのですから、運命を受け入れて、私なりの未来を作りたいと思います。思い通りに行くなんて、もう思わないけど、それでも少しでも私の願いがかなってほしいです。（泣）
今これを読んでくださっているあなたにも、辛さの中に希望がある未来を育むことができますように。
