統合失調症をもつ労働者の体調管理の原則
今回風邪をひいたことをきっかけに『統合失調症のお薬をのんでいるから、風邪をひいてしまうのは仕方ない』と言った甘えた考えはやめようと思います。
たしかに、障害者雇用で働かせてもらってはいるけれど、一緒に働くスタッフに病気のことをオープンにしているわけではないので、統合失調症だからということで特別な配慮はしてもらっていません。
だから、人に迷惑をかけないようにしたいし、統合失調症だから体調を崩しやすいと思われないように、体調管理をしっかりしようと決意しました。
これから紹介するのは、
陰性症状が比較的落ち着いている時の体調管理の仕方です。
(もう何もしたくないという陰性症状がある人はとにかく休む、寝る、水と食料をとることが大事です。)
それでは、いきます!!
✴︎統合失調症をもつ労働者の体調管理の原則
①基本的な風邪予防として、
手洗い、うがい
歯磨き
アルコール除菌
で菌やウイルスから自分を守りましょう!
②自分の精神衛生を脅かす原因を把握して、対策をしたり、考え方を変えましょう!
例 幻聴がうるさくて仕事に集中できない。
→薬はこれであっているのか?
飲み忘れはないか?
本当にその幻聴を気にする必要があるのか?
例 人に自分の弱点を責められる。
→その人が自分のために言ってくれているのではないか?
これを機に、もっと成長するチャンスではないか?
自分の弱点は強みにもなりうるのではいか?
なぜその人は責めてくるのか?
③自分に必要な睡眠時間の確保
友人やパートナーとの付き合いよりも、睡眠時間を優先する。体調がいいからと過信しないで、無理をしないことが大切。
それで減ってしまう友人やパートナーがいるかもしれないから、はっちりと『最近疲れているから睡眠時間が必要だ。』と理由を説明しましょう。
④身体の疲労の軽減
誰も見ていないところで力を抜いてもOK。
環境が整えば、深呼吸をしたり、ストレッチをしたり、マッサージをすることが大事。
入浴、ヨガ、岩盤浴、ダンスをする、カラオケをするなど自分なりの方法でいいと思います!
身体を回復させることが精神を回復させる一番早い方法なのです。
以上です。
他にも皆さんが体調管理で気を遣っていることやこの原則の問題点があれば、遠慮せずに教えてください♪