機内で私は、お母さんに今まで育ててくれたことへの感謝の手紙を書いていて、辛かった時に母に支えてもらったことを思い出し、涙がでてきた。声には出さないようにがんばったが、何枚ティッシュを使っても涙は止まらない。そんな時サービスの飲み物のコップを回収しに来たしお姉さんと顔を合わせてしまった。私が泣いていることはすぐにバレてしまった。お姉さんは、私に『もう一杯いかがですか?』と言った。気を利かせてくれたお姉さんのその心に甘えておかわりをもらった。その時飲んだキウイジュースのすっきりとした味を、まだ覚えている。
人に優しくされるというのは嬉しいことだ。気を利かすということはなかなかできないけど、優しい言葉を使っていたい。