精神疾患をもたらすような経験がどんなに辛いことかは、結局のところ本人にしかわからない。
寛解への過程で一番大切なのは、自分の課題に自分の頭で向き合い行動していくことかな。
私は寛解まで6年もかかってしまったので、もし大切な家族や友人がそういう状態でいるなら精神科に行くことはお勧めしない。
人や環境のせいにせず、自分の「生きる道」を模索すること。
睡眠、食事、日光を浴びる、運動、活動なども人それぞれの生活スタイルが合っていい。
バランスを崩さないように自分のスタイルを見つけていくのがいい。
どうしたら幸せになれるか?
どうしたら生きることが楽しくなるか?
思考をその方向に進めていこう。
精神疾患の患者に対する社会の批判的な意見や風当たりは、そうすぐにはなくならないでしょう。
だから、これを読んでくれた皆さんがそれぞれ自分を守り「生きる」ことを楽しめる日々が来るように願っています。