はるかの日記

統合失調症の闘病日記。病気だけど明るく生きていく方法を模索中!

患者の私が理解しなければいけないこと

私を含め、精神科の医師や医療に対して疑問を持ってしまうのは、私達患者の生活が未だにしんどいからです。

頑張っても頑張っても身体が思うように動かない。いくら前向きに思っても、しんどいもんはしんどい!

 

 

医師は、推奨されているガイドラインや新たな論文に従って患者の生活をよりよくしてくれます。日々医師も研究をしています。

 

私の記録では統合失調症の原因に関しては、

5年前はドパミン仮説が主流でした。

その後、セロトニン、そしてグルタミン酸、様々な仮説が提唱されています。

 

他にも沢山の研究者が統合失調症の原因について日々研究をしています。

 

しかし、それでもまだ、統合失調症については明確な原因がわかっておらず、手探りで治療をしている状態です。脳やホルモン、薬についてはわかっていないことが多いのです。

 

だからといって、医師たちが患者を馬鹿にしているわけではなく、ほとんどの医師たちはその知恵と行動力と体力を尽くして、私達に最善を尽くしてくれます。

 

例えば、

ある医師はどれだけ恐ろしい内容の幻聴について私が話しても、どの医師も必ず諦めないで治療をしてくれました。いつも笑顔で接して、私のストレスを解消する方法を考えてくれました。

 

ある医師は、患者を多く抱えていて、一人にかける診察は5-15分くらい。それでも、診察の終わりにはいつも笑顔で前向きな言葉をかけてくれました。

 

ある医師は、とても変わった人で、私に統合失調症についての本を貸してくれて、考える力を信じてくれました。科学的に証明されていること、されていないことがあるけれど、彼は一番に私が日常生活を送って行くことを考えてくれました。

 

自分の中のストレスを調整していくのは、誰にとっても困難です。

特に、日々メディアでは精神疾患の悪いイメージについての誤解を助長していたり、薬についても副作用の不確かな情報で溢れています。

 

社会にとっては生産性が低い存在なので、時々隠れたくなります。(笑)皆さんに謝って歩きたいくらいです!

 

だから、どんなことがあっても笑顔だけは忘れずにいよう!!!と思うけれども、それすらうざがられてしまう時もあります。(笑)

人に優しくしようと思っても、優しさが過剰に見える時もあります。(笑)

 

何をしても、生産性は低くなってしまう。。。(笑)

 

でも、その生産性を求めてくるのは社会。

 

私は社会の仕組みや構造、制度や法律、その中における患者の存在や医師の義務や使命、科学の在り方を理解しなければならないと思いました。まだ寛解したと言われて1ヶ月ですが、少しずつ学ぼうと思います。

 

統合失調症がストレスについて日々深く考えるきっかけになり、価値観を変えます。それは、やがて時代を作り、科学を変えるデータの蓄積につながるかもしれません。私達が生き続けること、希望を持ちつづけることは、定説や常識、世間の見方を変えていくことでしょう。その道のりで、医師の協力と医師との信頼関係は、不可欠だと感じています。

 

統合失調症の診断=人生終わり   という時代を私達が生き続けることで変えていきましょう!

 

 

いつもブログを読んでくださる皆さん、ありがとう。

私が辛さを共有しても、前向きな言葉をかけてくれる人がいることは、これまでもこれからも私の自信です。

 

これからも落ち込んだりしながら、前向きに楽しみを見つけていきましょう〜!

大丈夫。

いい方向に進んでいくと信じて、おこがましくも自信を持って生きましょうね☺︎♬〜