はるかの日記

統合失調症の闘病日記。病気だけど明るく生きていく方法を模索中!

精神科の患者になる前に、知っておいたらよかったこと

ひねくれている、と言われるかもしれない。

 

ただ私はもう少し世の中の構造を理解するべきだったと、身を持って知りました。

これは今後の人生に生かすための教訓です。

 

寛解後、私が20歳の頃から病気と言われて、毎日薬を飲んでいたことに疑問を感じるようになりました。

 

正義を語って、医者が診断し、薬を飲むように諭す。

それは一見優しさのように見えますが、今までブログで書いてきた通り、私の身体はどんどんしんどく、体力や気力がなくなるほどでした。

自信はなくなる一方で、自尊心を持つのが難しい立場であったと思います。

 

精神科の根拠となる医学の研究が未発達であるということ。

医者はガイドラインに沿って、治療すること。

精神科やA型事業所、B型事業所等も一種のビジネスであること。(質の高いところもあれば、低いところもある。)

 

ネットに書いてある医学の情報が正しいと限らないこと。それが正しいように見えても、自分の経験や自分以外の人の経験の話も聞いた上で、何が真実か考えること。

 

『あなたの病気は一生治りません。一生薬を飲み続けてもらいます。』

と、診断されたお医者さんは患者さんを正義や優しさで脅迫することに慣れてしまっているのかもしれない。少し私も純粋すぎて、信じきってしまいました。ネットで毎日検索して、次から次へと洗脳にかかったように、ネットで見たのと同じような症状も出てきました。

 

医者には見えない権力があると思いますが、だからと言って全てを委ねて、医者が脅迫してきたと責めていいわけではなく、ただこの統合失調症という診断は、自分の判断不足、知識不足、思考の足りなさが招いたことでしょう。

 

患者になる前に知っておかなければいけなかったのは、こういう社会構造なのだと実感しました。

若い私には考える力がなかった。

 

それだけのことなのですが、人間生きていくというのは大変なことなので、少しでも多くの人にこのことが伝わればいいな、とまたお節介の文章ですね。

 

私も含めて少しでも多くの人が、自分で考えて、精神的な症状の解決ができるようになる未来がくるように願っています。

同じ人はいないので、自分だけの哲学を持って生きれたらいいですね。