はるかの日記

統合失調症の闘病日記。病気だけど明るく生きていく方法を模索中!

統合失調症の私が服薬を続けてきてよかった話

昔住んでいた県に、戻ってきて3か月ほど経ちました。

懐かしい人たちに会うことができて、「まさかまた会えるなんて!」という嬉しさで舞い上がっています。

 

 

2年前は人に会うのが怖くて、彼氏にさえ、「近寄らないで!」と言って他人との接触を避けていました。そんな私が、外に出て、昔の友達と会えていることは奇跡だなあ、と思います。何度も薬を変えて、副作用でちょっぴり辛い思いもしているけど、たくさんの友達と会えるようになったから、治療を諦めないで本当によかった。幾度となく副作用で動けなくなった日には断薬を考えましたが、そのたびに「薬を飲み続けようね。」と言ってくれた彼氏と友達、そして「何か心配なことがあったらいつでも電話をください。」と言ってくれた優しい病院の先生に心から感謝の気持ちでいっぱいです。

 

彼氏には、いつも「私は統合失調症じゃないからもう薬を飲みたくない!病院にも行きたくない!」と愚痴をこぼして、いつも困らせていました。その度に、彼氏は私に服薬が必要なことを説明して、「いつか合う薬が見つかれば働いたり好きなことをできるようになる日がきっとくるよ」と、希望を持たせてくれました。彼氏がいなければ、私はとっくのとうに治療をやめて、統合失調症の症状に苦しみ続けていたかもしれません。

 

私に合う薬が見つかったきっかけは、病院を変えたことでした。私は引っ越しをきっかけに病院を変えることになったのですが、新しい先生たちのおかげで、引っ越してきて一ヶ月後に自分に合う薬と量が見つかりました。

もしなかなか薬が見つからない方がいたら、根気強く病院を変えて、信頼できる先生を見つけるのもひとつの手だと思います。

 

 

 

✾これからの課題

ストレスが完全になくなればいいけれど、私はストレスを感じやすく溜め込みやすい性格だから、きっとこの先も多少のストレスを抱えながら生きていくのだと思います。(誰にでもストレスはあるでしょ!という声が聞こえてきそうだけど、感じ方は人それぞれなので、ストレスの度合いを他人と比較することはできないと思っています。)

私がストレスを感じやすい原因は、自分の考えを言葉にして発言するのが苦手だと言う所にあるんじゃないかな〜と推測しています。誰かが何か発言したら、「そうだよね!」とすぐ共感してしまいます。そして、何時間か経って一人になった時に初めて、その人の言っていた言葉をよく考えて、私はその人とは少し違う意見だったと気がつくことがよくあります。自分の思っていることをすぐ言語化できればいいのですが、それができず、誰の意見にも賛同してストレスが溜まってしまうのでしょう。

そんな私に今必要なことは、会話をしながら、少し頭の中で考えることです。多分これって当たり前のことかもしれませんが、私は慣れていないので特訓が必要です。自分の考えをすべて相手に伝えなくてもいいけど、思ったことは自分の考えとしてとどめておけたらいいです。

 


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写真は私の故郷、北海道のコスモスです。青い空とお花を見ると、心が癒やされます。