はるかの日記

統合失調症の闘病日記。病気だけど明るく生きていく方法を模索中!

寛解から一年後

昨年の2月6日に寛解かもしれないと言われてから、とんとん拍子に人生が動き出した!

 

実家を離れて、大学生以来の一人暮らし。

好きな海産物を食べて満喫した。

仕事の勉強のために地方に引越したが、ここで彼氏と出会った。

こんなにとことん自分と向き合ってくれる人は初めてで、驚いてしまった。

たくさんのお友達にも会わせてくれて、彼の人生にも触れる。

 

快適な一人暮らしから離れたくないと揉めたが、なんだかんだ2人で暮らしたほうが安いのと、海が近い家なのですぐに気に入り、承諾。

一人暮らしから一軒家での同棲が始まった。

 

付き合って半年でプロポーズされ、婚約。

真夜中に、星空の綺麗に見えるところで、コーヒーを飲みながらプロポーズされた。ひざまずいて指輪をもらうプロポーズより、好きなコーヒーを飲みながら星空を見れたのが私達だけの思い出になって嬉しかった。

 

さて、入籍時期については、私達は数字にこだわりすぎて、6月がいいんじゃないか?などと話していた。

私達は子供ができるのを望んでいて、妊娠がわかったのは大晦日だった。

その前の月にも具合が悪かったけれど、生理がきていた。

統合失調症の薬を寛解まで飲んでいたので、妊娠や子育ては諦めていたので、人生の中でもとても嬉しい出来事だった。

 

なかなか入籍時期が長い予定だったので、私達を早く結婚させようとしてくれたのかなと思ったりして、嬉しい気持ち。

 

私が寛解する前に、病気で治療の中で感じたことや同じ病気の人、精神疾患を持つたくさんの人とお話できたことは、なかなかできない経験で、親になる前に経験できてよかった。

 

親の勝手なエゴになってしまうけれど、

世の中に色んな人がいて、皆それぞれ辛さがあり、生活していること。

もし誰かが障害や、病気、苦手なことがあっても、その人の魅力がないというわけではないこと。憐れまなくていいこと。

自分を大切にすること。

自分を大切にしてくれる友達を大切にすること。

 

そういうことを背中で教えることができるのは、嬉しい。

 

完璧な親にはなれないけれど、ベストを尽くして、子供に愛を伝えたい。