数年前は
自分は病気が治らない
一生薬と付き合っていく
薬を飲まないと人間ではない
と、本気で思い込んでいました。
今、服薬なしで育児をしていますが、
体調に気をつけたり、
パートナーの協力をお願いしたり、
など、健常者と変わらない生活ができている気がします!
そこで気づいたのは、健常者だって障害者だって落ち込む時ややる気の出ない時はあるということ。
そして、いきなり病気が治ったと言われて、性格がまるっきり変わるわけではないということ。
正直、昔は子供を持つなんて夢のようでした。
もし症状が出たらどうしよう...と考えることもあります。
そんなふうに悩んでいた時に、
旦那さんがそっと
「自分を病気だと思わないで。
大丈夫!できる!って諦めないんだよ。」
と、励ましてくれました。
病気の時は病気を理由にして色々なことを諦めていましたが、今は諦めないことを少しずつ学んでいます。
今順調に育っている我が子を見ると、これからきっとこの子は苦労も経験するだろうけど、ママができる限り大切にしたいなあ〜と愛おしく感じます。
苦しかった20代前半の通院から妊娠出産育児を通して学んだことは
"精神障害があるからといって、
自分の能力がないわけではない。
お医者さんの言葉が全てではない。
どれだけ体調が悪くても、良くなることもある。
体調が悪いからといって、自分の努力が不足しているとは限らない。"
"今後も、自分のできることを考えて生活を進めていく。"
困難があってもちゃんと前に進む!
冷静に考えても、
"精神障害"って誰かが作った概念でしかないんですよね。
そして、診断も、発展途上の精神医学だけの知識で判断するお医者さん!あくまでもお医者さんだって商売としてやっているわけです。診断はしてもらえますが、人生の責任まで取ってくれるわけがありません!
この当然の視点が当時の自分には欠けていたように思います。
精神障害として自分を見つめるのではなく、一度きりの人生を自分の長所を活かして、時々失敗しながら学んで、楽しんでいきたいです。
そして、他の人のことも病気と断定するのではなく、その人の魅力を見つめていける自分でありたいです。
最後になりますが、今苦しんでいる方たちが、今年希望を持っていけますように!願っています。